CRISIS

新聞折込に購読者減少の危機

ポスティングは、新聞購読率に左右されない最有力手!!

● 新聞購読者の変化に注目!

 新たな情報発信メディアが台頭する近年、時代と共に販促メディアも多様な変化を遂げています。

 中でも、新聞購読者の減少傾向は止まることなく、道内有力D新聞を例に挙げれば現在(R3/4)と5年前(H28.4)では朝刊購読者数が30,792も減少しています。

 この実態は、各種企業が行ってきた私たち札幌住民への販促手段の在り方を見直させるに十分な脅威であり、今や新聞折込依存型から他メディアでの販促考慮も必然になりつつあります。

 本来新聞購読層であるはずの若年世帯が、情報媒体の変化で新聞未購読者の中心になりつつありますが、高齢化が進む影響からか年配層でも購読料が妨げになるなど、読者が減少をたどる要因に挙げられています

 また現在は、情報取得者にとって興味があること、知りたいもののみ簡単に引き出し易い I T 環境の為か、自分のライフスタイルに新聞購読はムダが多いと判断する傾向もあるようです。

 

道内有力D新聞 5年前比較でみる購読実態(R3/4~H28/4 朝刊)

札幌市全区

中央区

北区

東区

白石区

購読減数

-51,717

-6,162

-8,175

-6,452

-4,455

豊平区

南区

西区

厚別区

手稲区

清田区

-7,810

-4,560

-6,592

-3,810

-946

-2,755

札幌各区ポスティング vs 新聞道内有力D紙折込の【宣伝力比較】

世帯数とチラシ配布の実態

ポスティング

道内主力新聞

 

住基台帳人口
R3/4/1

同 世帯数

配布実数
(R3/4)

配布率

公称部数
(R3/4月)

購読率

札幌市全区

1,960,829

1,082,277

592,131

54.7%

291,601

26.9%

中央区

240,183

146,725

102,710

70.0%

35,561

24.2%

北区

285,527

153,782

75,003

48.8%

43,655

28.4%

東区

262,195

144,962

81,858

56.5%

36,215

25.0%

白石区

213,999

125,192

79,284

63.3%

24,125

19.3%

豊平区

224,817

130,689

78,423

60.0%

33,675

25.8%

南区

135,089

72,625

20,709

28.5%

23,545

32.4%

西区

218,452

118,186

60,311

51.0%

28,835

24.4%

厚別区

126,279

66,190

36,484

55.1%

24,210

36.6%

手稲区

141,918

70,509

30,849

43.8%

24,405

34.6%

清田区

112,370

53,417

26,500

49.6%

17,375

32.5%

           

※ ABC協会の新聞考査(R3/4付)は、新聞販売店部数(公称)発表を公認している。

★ ABC協会は、広告主保護を目的として発行部数の調査を行い、認証部数を発表する(社)団体機関。

新聞折込とポスティングの違い

  • 新聞販売店では、戸建、集合住宅、事業所への選別配布ができません。
  • 各種販促対象の分析から出たデータを地図に落とし込み配布ができない。
    (町丁目単位のきめ細かなターゲット選別配布が行えません。)
  • 当然ながら新聞購読者だけの販促効果になります。
  • 1世帯が新聞を複数購読していると、チラシ重複のムダが発生します。
  • 都会になるほど購読新聞紙がばらつき、折込チラシの重複へと発展します。
  • 新聞折込を積極的に見るのは、主婦層など女性に偏る傾向があります。
  • 新聞折込ではチラシ形態以外の販促物配布が行えません。

インターネットや携帯電話、TV・ラジオについて

 パソコンや携帯電話などは、活用できない、していない層がまだまだ多く、情報取得先が絞られる傾向にあります。

 また、見せたい、見たい情報取得までの作業に時間や労力が少なからず掛かります。更に、保存にはプリンターでのプリントアウトやページ保存、ブックマークといった手段がありますが技術や装置が必要です。そして、TV・ラジオの利用はどの企業でも使える費用対効果の環境とは言えないでしょう。

やっぱり『ポスティングのパワー』が、販促の有力手!!